目覚まし時計に叩き起こされ、朝食は食べずに家を出る。
急いで電車に乗り、満員電車に揺られる。
会社に着いたら大量の仕事。
お昼はランチに行く余裕もなく、コンビニで適当に済ます。
定時上がりなんて幻想で、遅くまで残業をこなす。
ヘトヘトになって帰宅。
服を脱ぎ、シャワーを浴びて死んだようにベッドに入る。
何か疲れたなー…何でだろう?
そう思うことはありませんか?
今回は仕事で疲れた時の自分に向き合って考えてみましょう。
日常が疎かになっていない?
ご飯はちゃんと食べていますか?
―――コンビニでおにぎり。
ぐっすり寝ていますか?
―――5時間は寝たから余裕!
最近面白いことがあったのはいつですか?
―――特に…
…
毎日の生活で休息を取ったり、楽しんだりしていないと疲れを感じやすいです。
自分では平気だと思っていても、見えない所で疲労が溜まってきます。
体力なら、ゆっくりお風呂に入ったり、昼寝すれば回復できます。
でも気力はどうでしょうか?
一度気が滅入ってしまったら最後、その状況から抜け出すのは難しくなってしまいます。
そうならないためにも、こまめなガス抜きが必要になってきます。
たまには美味しいものを食べたり、ちょっとだけぐうたらしてみませんか?
普段コンビニでご飯を食べている人はファミレスや定食屋に行ってみる。
5時間睡眠の人は5時間30分にしてみる。
週に1、2回の短い時間。
これだけでも気分を変えてリフレッシュすることができますよ。
仕事のために生活していないか?
仕事に合わせて趣味の時間、息抜きの時間をひねり出す。
仕事に合わせて食べる時間、寝る時間を削る。
仕事に合わせて住む場所を決める。
仕事に合わせて…
仕事に…
…
働いている以上、仕事が生活に占める割合は大きくなります。
でも仕事の割合が増えすぎていませんか?
日々の暮らしが仕事中心になっていませんか?
家に帰っても仕事のことを考えすぎていませんか?
そのままだと毎日がつまらなくなり、色褪せてしまいます。
一度視点を変えてみてはいかがでしょうか?
生活のために仕事をするのが正解
誰だって自分の生活が第一です。
自分の生活を成り立たせるための「手段」として仕事が存在するんです。
ここに住むと職場に近いから、ではなく
ここに住みたいから住む。
仕事に間に合わないからご飯は食べない、もしくはコンビニで済ます、ではなく
この店でこれを食べたいから今夜は早く切り上げよう。
仕事から帰ってきても面白いテレビがやっていない、ではなく
今日は見たいテレビがあるからさっさと帰ろう。
これが本来あるべき生活と仕事の関係だと思いませんか?
やりたいこと、したいことが沢山あるはずです。
あって当然です。
言うは易く行うは難し
とはいえ現実にはそうはいかないことが多いです。
会社や仕事は私達の生活を強力に制限し、縛ってきます。
だからといってこのままでいいんでしょうか?
このままだといつか限界を迎えて心が折れそうな気がしませんか?
少しずつ、出来るところから自分の生活を振り返ってみてください。
もっと「自分」を大事にしてあげて下さい。
仕事のための生活ではない。
生活のための仕事である。
この機会に意識だけでも変えてみてはいかがでしょうか?