原因を探ることは、解説にはなるけれど問題の解決に結びつかない

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僕は通勤中にiPadのKindleで本を読んでいます。
空き時間でもサクサク読めて捗りますよ~。

今日読んでいた本はこれ。

「マンガでわかる」って書いてる割には文章が多いです。
全体の4割ぐらいが文字なんじゃ・・・。

ただ、この文字の中に心に刺さる言葉がたくさんあります。
マンガだけでは伝わらない情報がぎっしりです。

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原因論と目的論

アドラー心理学では目的論が中心。
原因論はイマイチという扱いになってます。

僕は嫌われる勇気やアドラー心理学入門を既に読んでいたので知識としては知っていたのですが、ピンときてなかったんですよねー。
でもこの本でハッとなりました。

原因を探ることは、解説にはなるけれど問題の解決に結びつかない

色々と解説が続くんですが、全てはこの1文に凝縮されていますね。
本当にいい文章だと思います。

「原因がわかったところで意味ないじゃん?それよりも今からどう改善していくか考えようぜ!」ってな具合です。

なんという前向き。

本の中では不登校が例として出ていたのですが、原因論の考え方で行くと

・母乳育児じゃなかった
・スキンシップが足りなかった

という感じ。

でもこれって解決できないですよね?
タイムマシンにでも乗って赤ちゃん時代に戻ります?無理ですよね?

もう1つの目的論の考え方でいくと、

・親子関係を確立し直す
・未来で解決可能なことを模索していく

というような具合です。

この方がよっぽど問題の解決に役立ちそうですよね。

この理屈、わりとなんにでも当てはまると思います。
僕がぱっと思い浮かぶ限りでは

・締切が近かったので仕事が終わらなかった
・お金が無かったので楽しめなかった
・疲れていたので洗い物が出来なかった
・歯磨きしなかったから虫歯になった
・爪噛みしてたから歯並びが悪くなった

↓ これを目的論で考えると ↓

・次は~~をして仕事を終わらせよう
・楽しむために~~をしてみよう
・洗い物をする仕組みとして~~を取り入れよう
・歯磨きするために〜〜しよう
・爪噛みをやめるには〜〜に気をつけよう

ね?意外と日常生活であふれてそうでしょ?

そうは言っても理屈は理屈。

大きいミスをしたら責めたり怒ったりしますよねぇ・・・人間だもの。
失ったものが大きければなおさら。

でも過去は過去。
どうあがいても変えられません。

やっぱり未来志向で考えを切り替えて行くのがいいですね。
毎日の「~~出来なかった」を辞めて「次は~~しよう」というように考えていきましょう。

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