仕事辞めたいだけ?アーリーリタイアの資金や方法を調べる前に目的をハッキリさせよう
「アーリーリタイアして悠々自適に生きたいな〜」
よく聞く話ですね。
でも「なんでリタイアしたいの?」と聞いてみると、すごく後ろ向きです。
「会社に行くのが嫌になった」
とっても悲しいですね。
そもそも何でアーリーリタイアって何のためにするんでしょう?
ちょっと考えてみましょう。
会社から逃げたい
仕事が面白くない。
上司が鬱陶しい。
部下が使えない。
通勤がしんどい
このような理由で早期リタイアしたいのなら、リタイア後は後悔するでしょう。
「逃げのリタイア」は尾を引きますよ。
親兄弟や家族、友人知人にはなんて説明するんですか?
「仕事が嫌になったから辞めた」って言うんですか?
他人の事を気にして自分の人生を決めてるようなものですね。
とても後ろ向きだと思います。
リタイアの目的をハッキリさせる
「うどん屋を開きたい」
「世界中を旅したい」
「好きなことを仕事にしたい」
自分には何かやりたいことがある。
本当はそれに打ち込みたい。
でも仕事をしていると時間がない。
体力もない。
「じゃあ仕事をやめよう」
「早期リタイアして、残りの人生はやりたいことに全力を注ごう!」
これなら問題ありません。
やりたいことがあるけど仕事が邪魔だと思うなら、リタイアを決行すべきでしょう。
限られた時間を有意義に使って下さい。
アーリーリタイアは自己実現の手段
仕事が嫌だからやめる。
これでは「リタイアすることが目的」になってしまいます。
会社を辞めることがゴール。
その後はどうするんですか?
何かやりたいことはあるんですか?
まさか適当にぶらぶらしてのんびり?
早期リタイアはあくまで自分のやりたいことをやるための「手段」。
そのために会社を捨てる。
じゃないとリタイア後の膨大な時間なんて消化しきれませんよ。
仕事、楽しい?
そもそも今の仕事が楽しければリタイアなんて考えないはずなんですよ。
だって好きな事してお金までもらえるんだったらやめようなんて思わないでしょ?
もちろんしんどい時もありますが、辞めたくない程に楽しんでいます。
裏を返せば、今の仕事が好きな人が早期リタイアをしたいと思った時は、すでに一歩先へ踏み出そうとしている状況なのかもしれないですね。
「何のためにアーリーリタイアしたいのか」
一度自分と向き合って考えてみてはいかがでしょうか?
まとめ
リタイアそのものは目的ではなく、自分がやりたいことを叶える手段である。
なぜリタイアしたいと思うのかをはっきりさせよう。