本屋で何となく見かけた本が面白そうだった。
友達に勧められて借りた。
動機はどうあれ、本を読みたいと思う瞬間は突然訪れます。
1冊手にとり、読み始めます。
そして全部読み切れない。
途中で飽きて放ったらかしにする。
だってよくわからないし、読んでたら眠くなるし…
こんな経験1度くらいはありませんか?
今回は読書が苦手な方にオススメの読み方をご紹介します。
教科書を最初から読んでいた学生時代
小学校や中学校、高校に通っていたあの頃。
国語や数学など、どの授業でも教科書は1ページ目から始めていましたよね。
そのせいか、本は最初から読まないといけない、という思い込みをしている人が多いです。
そして教科書以外を読む時でも最初から読んでしまうのです。
途中で飽きたら本末転倒
しかし、本を手にしたということは、その本に書かれている情報が欲しかったはずです。
1ページ目から読み進めていって、自分の求めている情報が書いてあるページに辿り着くのはどれぐらい先になるんでしょうか。
それに興味のわかない内容や、趣旨からそれた話が書いていたら読む気がなくなっていきますよね。
いつになったら○○のことが出てくるんだ!
こんな気持ちで本を読み進めても面白くありません。
読みたいところから読む
じゃあ心穏やかに本を読むにはどうすればいいのでしょうか?
答えは簡単です。
読みたいところから読めばいいんです。
そんなことでは前後の繋がりがわからないじゃないか。
必ずこんな反論を言ってくる人がいます。
でもあなたは欲しい情報があったからその本を手にとったはずですよね?
そして最初から読むことなんてせず、真っ先にそのページに辿り着いたとしたら。
書いてあることがわからなければ、前後を読もうとしますよね?
意味がわからないけどこれが欲しかった情報なんだ。
こんな風に納得するでしょうか?
確かにこう書いてあるけど、よくわからん…
そう思った時、必ず納得するまでその本を読むはずです。
読みたいところから読む。
わからない所が出てきたら、わかる所から読む。
飛び飛びで読んでも良いと思いますよ。
興味がある間に読むほうが記憶に残りやすい
読みたい所から読むメリットは、何よりも記憶に残りやすいことです。
本を手に入れてすぐ読まなかったら、急激に興味が無くなっていくことが多いです。
今日買った本を明日読もうと思って、そのまま放置してしまった。
頑張って読んだのにあんまり覚えてない。
もったいないことをしてしまった…もう本を買うのはやめよう。
こんなこと結構ありませんか?
鉄は熱いうちに打った方が良いんです。
後で最初から読み始めたって遅くはない
なので、買ってきた当日に読みたい所を読んでみて下さい。
そのまま勢いづけば他の部分も読んだって良いです。
微妙だな、と思ったら読みたいところだけ読んで放置でも良いですし、後日改めて読み返してもいいでしょう。
求めている情報が中心にあって、その情報を補うために他のページが存在するのです。
気になる所から読んで、わからない所があれば前後に移動する。
こんな読み方でも身になるものです。
一度試してみてはいかがでしょうか?
まとめ
本は最初から読む必要はない
読みたい所から読む
気になる所から読むほうが記憶に残りやすい
必要になったら他のページを読む