手間暇いらずでまぁまぁの利益が見込めるインデックス投資。
投資の勉強をするのは面倒だけど、投資しないのももったいない…
インデックス投資をする前に、これだけは知っておいて欲しい!というキーワードをいくつか挙げました。
実際のお金をつかう前に頭に入れておき、インデックス投資に対する知識を上乗せしておきましょう!
複利
例えば100万円を年間利回り10%で運用したとします。
そうすると10万円の利益を得られますね。
不安もあったけど、1年間投資して10万円。
とてもうれしい瞬間ですね。
すぐにでも現金を引き出したくなると思います。
10万円を引き出すと、2年目の投資資金は100万円のまま。
2年目の利益も10万円になりますね。
このように、利益を受け取っていくことを単利といいます。
ではこの利益をさらに投資に回せばどうなるでしょうか?
2年目の投資資金は110万円になりますね。
利益は11万円になります。
さらにこの利益を3年目の資金に回せば…。
利益をさらに投資に回していけば、その分投資資金が増えていきます。
そうすると利回りが同じでも、元手が多い分利益も膨らんでいきますね。
これを複利といいます。
投資を行う際はすぐにでも儲け分を現金化してしまいたくなります。
しかし複利運用は単利運用よりも圧倒的に利益が膨らむ速度が早いです。
はやる気持ちを抑え、得られた利益は次の投資へ回していきましょう。
一旦投資したお金はどうしても必要な時が来るまで引き出さない!
それぐらいの気持ちでいると、お金の貯まる速さは上がっていきます。
長期投資
毎月5万円を積み立てし、年利3%の複利で運用すればおよそ30年で3000万円になります。
40年では4600万円になります。
投資する時間が長くなれば、複利の力によって利益が利益を産んでいきます。
若いうちはまとまったお金がなくとも、時間があります。
時間を見方につけてしっかり複利運用をしていきましょう。
また長期間で投資をしていると、相場が荒れることも経験するでしょう。
でも大暴落になった時は逆に喜びましょう。
例えば1株1000円だったものが800円に下がったとします。
積み立て額は毎月5万円のままでも、株価が下がった分普段よりも多くの数を仕込むことができます。
暴落したとしても相場は長い時間をかけて元の価格に戻ると言われています。
その時、安く仕込んだ株は大きな利益を生み出しますよね!
このように、投資を長期間行うことで相場の波に自然と乗れることが多いです。
暴落しても戻るって言われても本当…?
こんな不安は誰しも持つものです。
そこで重要になってくるのが次の分散投資です。
分散投資
個別に選んだ株を持っていた場合、その企業は今後も業績を上げ続けられますか?
業績が良くなかった場合、株価が下落することが多いです。
また、万が一会社が倒産したら株券は紙切れになってしまいます。
このようなリスクを避けるためには分散投資が有効です。
手持ちの資産を2〜3の銘柄に分散させると、全部の会社が下落したり倒産する確率は減られそうですよね。
これをもっともっと増やしていくと、どんどんリスクを散らすことができます。
分散投資の大きな効果です。
でも1人で投資対象の銘柄を増やしていくことは限界がありますし、何よりも面倒です。
そこでインデックス投資の登場となるわけです。
市場全体の平均に投資するんでしたよね。
インデックス投資を行えば、実際に投資する商品は1つなのに数百数千の企業に分散投資ができることになります。
大きなリスク回避ができそうですよね!
投資を生活の一部に組み込む
毎月の家賃や光熱費と同じ感覚で投資を行っていく。
難しいことは考えずに、毎月決まった額をインデックス投資で積み立てし、利益は現金化せずに再投資に回していけば加速度的に資産は増えていきます。
こんな習慣が出来上がればいいですね。
まとめ
複利の力を利用する
長期間の投資で時間を味方につける
分散投資でリスクを減らす
これらをインデックス投資で実行していくと手堅い資産運用が可能となる